納経(のうきょう)とは
西国三十三所・四国八十八ヶ所等の巡礼のお寺には納経所(のうきょうしょ)という所が境内の中に設置されています。
現在では、巡礼やお遍路でお参りすると、この納経所(のうきょうしょ)へ行って納経軸(のうきょうじく)や
納経帳(のうきょうちょう)、納経用白衣(朱印用白衣)にご朱印をいただくのが一般的になっています。
もともと、この納経(のうきょう)という言葉は、写経を納めることから来ているのです。
上の写真は、西国三十三番札所・谷汲山華厳寺で見つけた写経を納める「納経(のうきょう)」の現場です。
この方は、この後お数珠を取り出して般若心経をあげられていました。
このように、巡礼のお寺には一般に本堂のご本尊の前あたりに、このような写経を納める場所があります。
納経所でいただくご朱印は、写経を納めた証だったのです。
折角行くのですから、
写経をしてお寺へ納めてみよう!!