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12番・焼山寺への道(遍路ころがし)1


2005年5月7日・天気くもり後晴れ。
札所0番スタッフ、親夫婦も道連れにして四国八十八ヶ所の中で一番の難所と言われる「焼山寺への道」を 歩いてきました。
第11番・藤井寺から第12番・焼山寺への12.5kmの山道は、弘法大師・空海が歩いた道として、1200年の時を越えて 今に残る、文字通り「へんろ(遍路)道」です。この道は、通称「へんろころがし」とも言われる難所で、札所0番スタッフは、 お遍路さんも転がるほどの急な坂道…って思ってましたが、本当は少し違って「行こうか、やめようか・・・って お遍路さんの心がコロコロ変わるほど難所の道」ということだそうです。
ま、でも四国遍路随一の難所って事に変わりは有りません。

ではスタートの11番・藤井寺からのレポートです。

コケがむすような古刹の藤井寺。このお寺は四国八十八ヶ所の中でも珍しい禅宗(臨済宗妙心寺派りんざいしゅうみょうしんじは)の お寺です。臨済宗(りんざいしゅう)というと、「そもさ、せっぱ」の禅問答で有名な宗派で、このお寺の本山は、京都の花園というところ にある妙心寺(みょうしんじ)という大きなお寺です。この臨済宗 という宗派は、昔から私たちになじみが深い名僧が多い宗派で、「一休さん(臨済宗大徳寺派)」「沢庵(たくあん)和尚(臨済宗大徳寺派)」などは有名です。 妙心寺派では、裏千家の前の千宗室さんの禅のお師匠さんである梶浦逸外(かじうらいつがい)老師は、この妙心寺の第25代の管長さんです。

11番・藤井寺の本堂に掛かっている額ですが、「瑠璃光(るりこう)」と書かれています。書いた人はというと、左側に「花園太室叟(はなぞの たいしつ そう)」と書かれています。 瑠璃光(るりこう)というのは、薬師如来のことです。さて、書いた人はっていうと花園=妙心寺の老師、太室=山田無文(やまだむもん)さんの号。 叟=お寺さんが自分を遜って言うときの言葉で「おきな又はそう」と呼びます。
要するに、京都の妙心寺の第26代の管長さんの山田無文さんが書かれたもので、「薬師如来(11番・藤井寺のご本尊は薬師如来)」を意味します。


さて、藤井寺のレポートはこれくらいにして、札所0番スタッフ一同でお経をあげ、とりあえず近くにいらっしゃったお遍路さんにお願いして記念撮影。 そして、いざ難所へ向けてスタートです。
へんろ道は、この藤井寺の本堂に向かって左に立つ弘法大師の像のところからスタートします。